ほくろ治療
メラノサイトに類似する形態や機能を持つ母斑細胞が存在する良性のできものです。医学的には「色素性母斑」または「母斑細胞性母斑」とよばれます。母斑細胞という、メラニンを作る細胞が増殖しておこります。年齢とともに、濃く、大きく、盛り上がるなどの変化がおきますが、これらの変化が悪性化というわけではありません。ほくろのほとんどが、良性ですが、まれに、皮膚のがんである「悪性黒色腫」や、「基底細胞がん」という病気が混ざっていることがあります。悪性の疑いのあるものは、専門的な治療ができる総合病院へご紹介します。
4-5mm程度以下で平坦なほくろに適用されます。細い針先でほくろを削ぎ落とすように切除します。
4-5mm程度以下で平坦なほくろに適用されます。電気メスにてほくろを焼灼します。
メスでほくろの周囲の皮膚を切って、皮膚ごとホクロを切除するものです。入院はせずに日帰り手術が可能です。切除した部分は、縫合します。5mm以上で、盛り上がりのあるほくろに適用されます。
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カウンセリング
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麻酔
施術部位に局所麻酔を行います。痛みを感じにくくするため、笑気ガスを使用する場合もあります。
また、大きなほくろの切除など、広範囲な手術の場合は静脈麻酔を行うことがあります。
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手術
ほくろの除去を行います。
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止血・縫合
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冷却
施術後、冷却することで赤みや炎症を抑えます。
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ドレッシング
傷口にドレッシング材を貼ります。
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アフターケアの説明
傷の洗い方、保湿方法、通院スケジュールなど、アフターケアについて丁寧に説明を受けます。
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次回予約
抜糸や傷の経過観察のため、次回の予約を行います。
治療時間は、ほくろの大きさや治療法によって異なりますが、数分から30分程度が一般的です。