多汗症・ワキガ・婦人科治療
多汗症・ワキガ・婦人科治療
主にエクリン腺と呼ばれる汗腺から大量の汗が出ることが原因です。全身に分布しています。
アポクリン腺と呼ばれる汗腺から出る汗が、皮膚の常在菌と反応して特有のにおいを発する状態です。脇や足の付け根など、限られた場所に集中しています。
仕脇の下の毛穴の範囲に、ボトックスを注射することで、一定期間発汗を抑えることができます。おもにエクリン汗腺の活動を抑え、発汗を抑制します。ワキガのにおいの原因となるアポクリン腺には直接作用しませんが、発汗を抑えることで、副次的ににおいの軽減にもつながります。なお、手汗が気になる方には、手のボトックス注射にて、発汗を抑えることもできます。
脇の下の皮膚の小さな穴から吸引管を入れ、アポクリン腺を吸引してくれる治療法です。傷が小さいため、負担が少ないメリットがあります。50-60%程度のにおい減少効果があり、軽度〜中等度のにおいの方に適応となります。効果の持続は1-2年程度といわれています。
脇の下に4-5cm程度の切開を入れ、皮下にあるアポクリン腺を医療用のはさみにて切除してきます。においを抑える効果は高く(80-90%以上)、また、効果の持続も半永久的といわれています。術後は3日間ほど腕を上げずにしっかり圧迫する必要があります。
治療法 | 対象 | 効果 | 特徴 |
---|---|---|---|
脇ボトックス | 多汗症、ワキガ(間接的) | 短期間で効果が出る、比較的低侵襲 | 効果の持続期間が短い |
吸引シェービング法 | ワキガ | 傷が小さくダウンタイムが短い | 効果の持続期間は1~2年程度 |
剪除法 | ワキガ | 効果が最も高い、半永久的な効果 | 手術時間が長く、ダウンタイムが長い |
どの治療法を選ぶかは、ご自身の症状の程度、希望する効果の持続期間、手術に対する抵抗感など、様々な要因を考慮して決める必要があります。
どの治療がいいか悩んだら・・・
もしくは、カウンセリングにて施術内容を決めてまいりますのでお気軽にご相談ください。
小陰唇が肥大し、こすれて痛い、垢がたまってにおいが気になる、左右差が気になるなどの症状が出ることがあります。肥大した小陰唇の一部を切除し、適正な大きさにした後に、縫合します。
小陰唇縮小術は、一般的には局所麻酔で行われる日帰り手術です。手術方法としては、余分な組織を切除して縫合いたします。通常は30分から1時間程度で終了し、術後は数日から1週間程度で日常生活に復帰できるケースが多いです。
手術後の回復期間(ダウンタイム)は比較的短く、3日から1週間ほどで腫れや痛みが軽減します。しかし、回復を早めるためには以下のケアが重要です。
個人差はありますが、痛みやむくみ、内出血や、ごく稀に、感染、血腫、傷の離開が起こる可能性があります。