粉瘤の日帰り手術|本厚木駅徒歩1分の血管外科クリニック本厚木
皮膚に生じる粉瘤は、外見上の問題にとどまらず、ときどき細菌感染により赤く腫れ上がり、膿がたまることがあります。また、徐々に大きくなってきたり、一ヶ所だけでなく、複数部位にできることがあります。
当院では、そうした皮膚腫瘍に対して保険適用の日帰り手術を実施しております。
当院の院長は、日本外科学会認定の外科専門医、心臓血管外科専門医として、約30年にわたり患者様の診療に携わってきました。
また、外科指導医、心臓血管外科修練指導医として、多くに若手外科医の指導を行ってきました。
血管外科は、わずか数ミリ単位の血管を縫合したり、臓器や組織の機能を回復させたりと、技術力がそのまま結果に結びつく診療科です。そのため、丁寧で正確な手技が必須であり、多くの難症例にも真摯に取り組んできた経験を有しています。
特に、顔や首といった目立つ部位の手術や、整容性を重視する処置では、術後の傷跡の状態が患者様の満足度に直結します。
当院では、機能の改善はもちろん、「できる限り傷あとを目立たせない」ことを念頭に、適切な切開ラインの選択や精緻な縫合法にこだわっています。

当院の医師紹介
血管外科クリニック本厚木
院長 黒澤弘二
ほとんどのケースでは、およそ15〜30分ほどの施術で終了し、その日のうちにご帰宅いただけます。
術後にドレーンを設置する必要がない場合が多く、翌日からはシャワーの使用も可能です。仕事や学校生活への支障も極力最小限に抑えられます。
粉瘤(アテローム)は、皮膚の表皮から発生する良性腫瘍の一種で、毛穴の中に角質や皮脂が蓄積し、袋状に広がって形成されるしこりです。医学的には「表皮嚢腫」と呼ばれています。
見た目は肌色から青白色を呈し、触れるとやや硬く感じられ、中心部に「へそ」と呼ばれる黒い点(開口部)が確認できることもあります。

粉瘤(アテローム)は、毛穴の閉塞や皮膚の小さな傷、炎症後の異常な角化が主な原因となって、皮膚の内部に皮脂や角質が排出されずにたまり込み、袋状に増大してしこりを形成します。
一度できると自然に消えることはなく、炎症や感染を繰り返す場合もあるため、根本的な治療には外科的切除が必要となります。
粉瘤は以下のような部位に多く見られます。
衣服との摩擦や皮脂分泌が多い部位にできやすく、皮膚の下にしこりのようなできものが現れるのが特徴です。
粉瘤は良性腫瘍ではありますが、感染を起こすと膿がたまり、赤く腫れ上がり、痛みをともなってきます。
皮膚が自壊して、膿が外に出ることもあります。感染を起こしてしまった場合は、初期治療として、切開排膿が必要になり、根治手術は感染が落ち着いてから二期的に行うことになります。
そのため、無症状のうちに計画的に治療を行っておくことを推奨しております。
当院では、感染を伴っていない粉瘤に対しては保険適応での切開法による施術を行っています。
切開法は、メスで皮膚を切開して嚢腫と呼ばれる袋状の膜の全体を摘出する手術方法です。
皮膚を縫合するため、術後は抜糸が必要ですが、原因となる嚢腫を確実に摘出することで、再発を防ぐことが可能です。
【切開法の流れ】

A.はい。日帰り手術ですので、術後、そのままご帰宅いただけます。
運動や長時間の外出は控えていただく必要がありますが、生活への負担は軽微です。
A.シャワーは手術翌日から可能です。入浴(湯船)は切開法の場合、3〜5日後を目安とし、創部が安定するまでは控えていただきます。
A.粉瘤の大きさや部位によって異なりますが、通常は1〜3cm程度の線状の瘢痕が残ります。
当院ではできる限り目立ちにくい方向に切開ラインを設定し、丁寧な縫合を行うことで傷跡を最小限に抑えています。
当院では、「粉瘤」に対して、手術経験が豊富な外科専門医による安全かつ傷跡に配慮した日帰り手術を提供しています。また、当院は「優しい医療」をモットーとしており、高度な技術を提供することはもちろんですが、それ以上に大切なのは患者様としっかりお話をし、不安や疑問を解消しながら信頼関係を築くことだと考えています。
お肌のしこりが気になる方は、小田急線「本厚木駅」から徒歩1分のところにある血管外科クリニック本厚木まで、どうぞお気軽にご相談ください。
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